らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1506. 風邪の治りかけなの。

Scenario: コロナは陰性だったものの、頭と喉が痛く昨日は早めに寝た。声は少しおかしいが今日はかなり体調が戻ってきた。妹から電話があって、声がおかしいね、と言われたのでこういった。



「風邪の治りかけなの。」



"I'm getting over the cold."



【ポイント】「~しかけ」は、「今、~している途中だ」


日本語で、


「~しかけた」

「~しかけだ」
は違います。


「~しかけた」は、「もうすこしで~するところだったが、そうならなかった」
で、
「~しかけだ」は、「~する途中だ」ということです。


「~しかけた」は、"almost + 過去形" で言えます。



I almost forgot.  もう少しで忘れるところだった。 
I almost missed the train.  もう少しで電車に乗り遅れるところだった。



「~しかけだ」は、2通りの場合があります。


●「 もうすぐ終わる」 と言う場合 


have almost done, 
It's almost over.
It'll be over soon.


● 何かが起る一歩手前のことを言う場合 


They're dying.  死にかけてるんです。
They're drowning.    おぼれかけてます。
I'm recovering.        回復してます。



日本語学習者には、一字だけ濁る発音かそうでないかで意味が違うというのは、不思議に思われるかもしれませんね。


「~しかけだ」という日本語になるような英語表現を使って、会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「それ、お預かりしてます。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。