らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

207. もっと明るいこと話そうよ。

Scenario : 最近は、いいことがない。親とはケンカばかりだし、学校ではテストで赤点の連続。。。部活も面白くない。。。友人に愚痴ってるとこう言われた。


「もっと明るいこと話そうよ。」



"Can we talk about something less depressing?"


【ポイント】比較には「より程度が少ない」比較もあることを忘れない。

「もっと明るい話題」という日本語は、暗に「暗い話題ではないこと」を指しますが、会話では、「もっと暗くないこと話そう」とは言いません。"brighter subjects" とすると、今まで"bright subjects"を話していたが、「もっと明るい話題」となります。

「今までうんざりすることを話していたけど、ウンザリ度がもっと軽い話題を話そう」という時に、「形容詞の意味する内容の程度を少なくする」が"less"が使えます。


「BよりAのほうが安いよ。」というとき、”A is cheaper than B."にしてしまうと、AとBはどちらも"cheap"だけど、Aのほうがよりcheapなものという比較になってしまいます。そこで、"less expensive"がよく使われます。どちらも"expensive"(高価な)ものだけど、その高価度が低いということで、日本語で「こっちのほうが安いよ。」と言っているのです。


英語で比較を使うときは、日本語に惑わされないで、"less"で表現できる表現もあることを頭に入れておきましょう。


Englishラボのらぼでした。