1907. それは後のお楽しみ!
Scenario: 息子の5歳の誕生日のお祝いをしている。プレゼントは用意しているのだが、ケーキでお祝いする時に渡すということになっている。息子はプレゼントが何か楽しみで、早く見たいと言っているのだが、こう言った。
「それは後のお楽しみ!」
"Let it be a surprise."
【ポイント】名詞の"surprise"の使い方
状況で驚きの種類が違います。後ろから人が急に現れた時などに、「びっくりしたー!」と言うことがありますが、"I'm surprised!"とは言いません。"You scared me!"という言い方をよく聞きます。
"I'm surprised."は、現在形を使っているので、今の状態を言っているのですが、実際は過去形で使うことが多いです。
"I was surprised to hear that."
それを聞いて驚いたわ。
という具合に、過去に驚いたことを言うことのほうが多いでしょう。
名詞の"surprise"を使って、「びっくりした!」を表現するときは、
"What a surprise!"
がよく使われます。
久しぶりに懐かしい人に偶然会ったときの喜びは、
"What a nice surprise!"というように、"nice"を付けるといいです。
その他の名詞の"surprise"の使い方をロングマンを参照して整理します。
① "in surprise"を使う
She looked at him in surprise.
彼女は驚いて彼を見ました。
⓶ "have a look of surprise"を使う
The man had a look of surprise on his face.
その男性は驚きの表情を浮かべていました。
⓷ to somebody’s surprise を使う
To my surprise, the whole family was there.
驚いたことに、家族全員がそこにいました。
④ "get/have a surprise for ~を使う
‘I’ve got a surprise for you, ’ she said.
「あなたを驚かせることがあるの。」と彼女は言った。
⑤ "be a surprise"を使う
His decision to marry was a complete surprise.
彼が結婚を決めたのはまったくの驚きでした。
😀 今日のフレーズの、
"Let it be a surprise!"は、「それをサプライズにしておこう。」ということから、日本語表現の「お楽しみは後で。」、「それは後のお楽しみよ。」に近い表現です。
その他、名詞の前に付けて次のように使うことがあります。
surprise guest/visitor etc
サプライズ・ゲスト
(来ることを予想していないゲストのこと)
make a surprise visit
急に(約束することなく)訪問すること
plan a surprise party
当人には知らせないで驚かせるためにパーティーを計画する
a surprise announcement
驚きの知らせ
a surprise move
予想外の動き
その他
嬉しい驚きの反対の「悪い内容の驚き」の場合は、"a bad surprise"ではなく、
"an unpleasant surprise" や "a nasty surprise" を使います。"bad news"ということもあります。
"surprise!"「サプライズ!」は、驚かせることが目的でやったことだったことを明かすときのひとことです。
"surprise"を名詞で使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。
明日は、「どうしても会って話がしたいんだ。」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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