215. 笑うしかない。
Scenario : ウチのネコは、脱走が得意だ。何とかして外に出ようとする。人間がドアを開けると、待ち構えていたように現れてわずかなスキマから猛ダッシュで出る。庭にフェンスを作っても簡単に飛び越える。猫よけマットを出口に敷いても平気でその上を歩いて行く。今日はハーネスをつけようとしたら、蹴る噛むで抵抗された。
「もう、笑うしかないよ。」
"All I can do is laugh."
【ポイント】日本語では「ない」が英語では「ある」になるものがある。
"all I can do"は、「私ができること全て」ということで、"all"の後に関係代名詞の"that"が省略されている形です。また、"laugh"は原形動詞で、以前は不定詞をつくる"to"がついていましたが、今はほとんどついていません。
「私ができること全て」は、「笑うこと」である、と言っているわけです。
これは、"all I cannot do"とは言えません。”I cannot do all"の関係になって、「全てができるわけでは内」といういわゆる、部分否定になってしまうからです。
それが、"I can't do anything but laugh. "や、"I can't help but laough."という表現になると、意味は同じで、否定文を使ったかたちになります。
Englishラボのらぼでした。
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