らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

336. ドアは誰か分かってから開けなさい。 

Scenario : ピザの宅配を頼んだ。ドアのチャイムが鳴ったので、息子が玄関へ。誰なのか確認しないで、すぐにドアを開けたのでひとこと。。。


「ドアは誰か分かってから開けなさい。」



"You never open the door unless you know who it is."



【ポイント】「~してはじめて・・・する」の表現に、「はじめて」という単語を使わない。



英語の表現では、「~して初めて・・・する」と言いたいときには、"not"や"never"を使うことが多いです。今日のフレーズでは、
「もし~しないなら、・・・しちゃだめ。」となりますが、


"if"の代りによく"until"が使われます。
否定語を使わないなら、肯定文で、"if"や"until"の代わりに、"only after"を使えばいいでしょう。


病気になってはじめて健康の有難みがわかる.
You never know the blessing of health until you lose it.
You know the blessing of health only after you lose it.



失ってみて初めて、父の存在の大きさに気づいた。
I didn't realize how great my father was until he left.


働いてみて初めて、勉強の大切さが分かる。
You don't understood how important studying is until I you start working.



【ポイント】命令文の主語は"You"。


命令文は動詞で始める、と習ったと思います。


実際、"Open the door." 「窓を開けなさい。」と言うと、親が子供に言っているような響きがします。いわゆる「命令」です。


だから、人に何かを頼むのなら、必ず"Please"をつけます。"If you don't mind..."(構わなければ)をつけたり、命令形を使わず、"Would you ~"や、"Could you ~"といった、丁寧な言い方をしましょう。


英語は、敬語がないと言われますが、単語をつけ加えたり、表現を変えたりして、丁寧な形にしたり、尊敬をあらわしたりします。


動詞で始まっているのは、「命令」というのは、目の前にいる特定の人に言っているので、"You"という必要がないわけです。念押しするときによく、"You"をつけます。


"You should go.  "  「あなたが行きなさいよ。」
もひとつの命令表現です。


Englishラボのらぼでした。