らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

339. 地区ごとに分かれてやろう。

Scenario : 今日は年に2回行われる、町内会あげての一斉清掃の日だ。公園や、駐車場、道路脇などのごみを拾い、美しいまちづくりを目的に行われるもので、もう何年も続いている取り組みだ。会長さんから次のような指示があった。


「地区ごとに分かれてやります。」



"We'll separate into areas of control."


【ポイント1】「コントロール」は様々な日本語表現になる。


カタカナで「コントロール」と使うと、書くと「統制」など、少し堅いイメージを与える訳語が使われることが多いですが、英語表現の中では、今日のフレーズのように、堅い感じのしない状況で使える場合があります。



He is under control.        
彼のことはちゃんと気をつけてみてるから。(やんちゃな子供を預かっているとき)



He is out of control.
彼は手に負えないよ。 (言うことをきかない子に対して)



She was calm and in control.
彼女は冷静で理性的だった。



The disease robbed him of mustle control.
その病気になって彼は筋肉がきかなくなった。



【ポイント2】助動詞の"will"には、未来以外に意思や軽い命令を表す用法がある。


I will do this.    俺がこれやります。
You will do it.  あなたがそれやるのよ。


言い方をきつい感じで言うと、念押しのようにきこえます。
今日のフレーズのように、主語に"we"を使うと、「一緒にやりましょう」といった気持ちや、軽い命令で指示を与えている感じが出ます。


Englishラボのらぼでした。