らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

341. お手伝いしたいのは山々なんだけど、今手が離せなくて。。。

Scenario :年末が近づいてくると、何となく気ぜわしい。ホームセンターは大掃除の道具がいっぱいだし、スーパーはクリスマスケーキやおせちの注文のチラシでいっぱいだ。ネコの手も借りたい、と言う気分だが、うちのネコがこう言っているようだ。


「お手伝いしたいのは山々なんですけど、私も手が離せないんで。。。」



  "Much as I'd like to help you, I'm in the middle of something."


【ポイント】学校では習わなかった"(As) much as"の用法。


”Much as”は、"As much as"と書いてあるものもあります。
"As soon as"と似ていますね。どちらも、元々は比較構文からできたものです。


"as much as"は「同じくらい強い」
"as soon as"は「同じくらいはやい」


で、二つの文の意味をつないでいます。これらは、ひとつの接続詞と考えましょう。


今日のフレーズでは、
"I'd like to help you"の気持ちと、"I'm in the middle of something"の気持ちが同じくらいも強い。でも、この2つの文の意味を考えると、「Aだけれども、Bだ」という関係になることは明かです。


結局、"(As) much as ~"は、ひとつの接続詞、"Although~"に書き換えられるということになりますが、言い訳がましい感じではなく、「~なのは山々だけど」という申し訳ない気持ちが伝わるのです。


Englishラボのらぼでした。