らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

347. スーパー出たところで、バックしてポールにぶつけた。

Scenario : スーパーの駐車場でのバックが苦手だ。たまたま今日は店の真ん前に一台スペースがあいていたので、頭から入れて駐車した。買い物を済ませて荷物をトランクに入れた。狭いスペースだったので、両脇の車に接触しないようバックしたら、ガンという衝撃が・・・。


スーパー出たところで、バックしてポールにぶつかった。



I hit a pole while I was backing out at the supermarket.



【ポイント1】アメリカでは前向き駐車が普通。


日本では、「後ろ向き」に止めてある場合が多いですね。理由は様々でしょうが、よそのお家にお邪魔するときは、靴の先を外に向けて脱ぐのがお行儀がいい感じがします。「人にお尻を向けない」、これは茶道の心得からきているのでしょうか。。。旅館などでは、脱いだ靴はすべて、靴先を外に向けてきれいに並べてくれたりします。

アメリカ人はそんなこと気にしません。すぐに止めて降りたい、荷物をトランクに入れたい、という気持ちだけです。他と合わせるつもりも、お尻を見せている感覚もなし。それから、アメリカでは一台分の駐車スペースが広いので、出るときのバックに気を遣わなくてもいい。


日本の駐車場には、「後ろ向き駐車でお願いします」と書いてある看板を見たことはないです。大抵「前向き駐車でお願いします」です。狭いので、民家の壁や植栽が排気ガスの影響を受ける場合があるという理由が多いです。アメリカではほぼそういったことはありません。


ですから、アメリカでは、後ろ向きに入れることが、「逆にして入れる感覚になり、
"park in reverse"(逆に止める)
という表現になります。


調べると、”front-end"とか、"forward"などを使った表現もあるようですが、実際、らぼ自身が出会った表現ではありません。今度アメリカに行ったとき探してみます。



ポイント2】"back"には動詞もある。


広い駐車場では、前向き駐車が当たり前で、普通、後ろ向き駐車は、立体駐車場や自宅のガレージになることが多いです。そういうときには、"back"を動詞で使うといいです。


自宅のガレージに後ろ向きに入れるなら、
I backed the car into the garage.



一台ずつ入れるような立体駐車場にのときには、
I backed the car into the stall.


"stall"には、「屋台」、「売店」の意味の他に、建物の中にある周りが囲われた場所という意味があり、
bathroom/toilet/shower stall
のよに前に別の単語を置いて使うこともあります。


Englishラボのらぼでした。