らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

412. お帰り。早かったね。

Scenario : 我が家の夕食はだいたい7時ごろだ。今日は主人が仕事の都合で帰宅が9時頃になるというので、私と子供だけで先に済ませた。食べ終わったころ、帰って来た夫。9時頃だと思っていたが・・・。


「お帰り。早かったのね。」



"You're home early."



【ポイント】「ただいま。」と「お帰り。」の英語。


日本語では当たり前の挨拶ですが、挨拶は国によって違うので、文字通り訳すことはできません。


アメリカでは、日本語の「ただいま。」と「お帰り。」にあたる決まり文句はありません。


"I'm home."
がそれに当たる場合はありますが、
● 帰宅したとき、家族の姿がない。どこにいるんだろう?いないのかな?と思いながら大きな声で、「帰ったよぉ~!」という時。


"Welcome back."
● 長期出張や、大学の寮にいて、長く会っていなかった家族が家に帰ってきた。待っていた妻や両親が、「お帰りぃ~!」という時。


"You're home early."
● いつもより帰宅が早くて、意外に思ったとき。
「あら、早いわね。」という感じで使う。


普通は、
母親が家にいると・・・。



Hi, Mom!      ただいま~。
Hi, Kate!  How was school?     おかえり。学校どうだった?


といった感じになります。


会社などで、早く出勤した同僚に「今日は早いじゃないですか。」と言う時。
"You're early, today."



でいいと思います。


挨拶や、声かけは、その場の状況で常に変わるものです。挨拶をかわしただけでなく、何かひと言続けられるような言い方にするとコミュニケーションがうまくいきます。


ただ、
"Hi." --- "Hi."
"Hey." ---"Hey."
だけでは、かえって「自分と話したくないのかな。」と思われることもあります。


Englishラボのらぼでした。