らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

832. 時間作って手伝いに来たよ。

Scenario: 新型コロナウィルスの感染が心配なので、電車に乗らなくても会社に行けるような所に転居することにした。引っ越し業者には運搬しか頼まなかったので、先日から荷物をまとめているが、なかなかはかどらない。すると、同僚がこう言って来てくれた。


「時間作って手伝いに来たよ。」




"I freed up some time in my schedule to help."



【ポイント】"free"を動詞で使う方法。

「時間を作る」は"make time"でもいいのですが、"free (up)"を使って見ましょう。


"free (up)"には、「~を自由にする」、「~を解き放つ」の他に次のような2通りの使い方があります。(例はロングマンからです。)


① 何かを使えるようにすること


I need to free up some of the disk space on my computer.
コンピュータを整理して、そのディスクのスペースを作らなきゃ。


This should free some money for investment.
こうすれば投資のためのお金ができますよ。


I'll free up some time.
何とか時間作るよ。 (他の予定を削るニュアンス)


② ある仕事を後回しにして他のことをする時間を与えること


Taking away the burden of administration will free teachers to concentrate on teaching.
学級運営の重荷をとりされば、先生たちは教えることに集中する時間ができる。

We have freed up some staff to deal with the backlog of work.
我々は仕事の遅れを手伝うよう数名のスタッフに応援を頼んだ。


Now, I can help you. I'm freed up!  
やっと終わった!これで手伝えるよ。(仕事から解放された感じ)


"free (up)"には、"make time"にはないニュアンスがあるでしょ?
仕事や家事で忙しい時に使ってみればいいと思います。



明日は、「カードの利用制限が満杯。」です。読んでね!


Englishラボのらぼでした。