らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

942.チクッとしますよー。

Scenario: 看護婦さんに注射をしてもらうとき、なぜかほとんどの方からこの言葉を聞く。多分、針がささるタイミングと、痛さが「チクッ」とする程度のものだから痛くないということを知らせる魔法の言葉なんだろう。しかし日本語以外の国でもこう言うのかな~。


「チクッとしますよ~。」



"You might feel a sting pinch."



【ポイント】痛みの表現の色々。

今日のフレーズの"a sting pinch"の
"sting"は虫や植物が持っている針のイメージで、"pinch"は「つまみ」で、それを組み合わせたものです。とげに触って、ひっかかった時のちょっとした痛みを表すのにピッタリした表現です。


"a pain"(痛み)は一般的に使われる単語です。


"I have a pain in my stomach." (お腹が痛い。)


と言いますが、痛みの程度を聞くのに、


On a scale of 1-10, how bad is your pain, with 10 being the worst?
10は最悪として、痛みを10段階で表すと、どの程度ですか?


と聞くことがあります。


その"pain"に次のように形容詞を付ければ、痛みの種類を表すことが出来ます。


a terrible pain   ひどい痛み


a sore throat  のどがヒリヒリする


sore muscles    筋肉痛 


 a sharp pain    鋭い痛み  キリキリ

a slight pain   少しの痛み


a dull pain   鈍いいたみ  ドーンとした痛み
  
a shooting pain   一カ所から別の場所にかけての痛み

a stabbing pain   刺すような痛み


a burning pain   焼けるような痛み



日本語には、音として聞こえない感覚的な表現(オノマトペ)が豊富にあるので、英語より微妙な感覚が表現できるのでしょうね。



明日は、「負けず嫌いだからね。」です。"lose"は使わないで表現します。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。