らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

947. 食材の良さを生かしましょう。

Scenario: 夏野菜は生がおいしい。料理番組を見ていると、夏野菜の料理は、あまり煮込まずに、軽く焼くとかさっとゆでる、または生でそのままいただくのがいいらしい。つまりこういうことらしいのだ。


「食材の良さを生かしましょう。」




"We let the food speak for itself."



【ポイント】"speak"の素敵な使い方。


実際、料理の先生は、"itself"ではなく、"herself"を使っておられました。食材を女性の様に扱っておられたわけです。



"food"は普通物質名詞で単数扱いをしますので、今日のフレーズには"itself"を使っています。



"speak"は、「話す」という意味ですが、日本語では、「物を言う」になることがあります。これは、ロングマンの"speak for itself/themselves" 


の定義と似たところがあります。



ロングマンの定義は次のようなものです。


"speak for itself/themselves"
to show something very clearly
とてもはっきりと何かを示すこと


The results speak for themselves.
結論を見れば(聞けば)分かる。(結果自体がすべてを物語っている。)


今日のフレーズでは、
「何もしなくても、食材自体が語ってくれる。→そのままで十分おいしいのよ。」


ということですね!

様々なところで使って見たい表現です。


Let these facts speak for themselves.
これらの事実を見れば明らかだよ。


His success as a lawyer speaks for itself.


弁護士としての彼が成功を収めたことは明らかだ



明日は、 「この件では俺に合わせろ。」 です。「合わせろ」って"match"じゃない。。。


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