らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

948. この件では俺に合わせろ。

Scenario: 取引先との交渉の打ち合わせをしている。事業内容で一貫性を持たせるために、部下にはこういっておいた。


「この件では俺に合わせろよ。」



"You should be with me on this."



【ポイント】前置詞の"with"のニュアンスをつかむ。


"with"を「一緒に」という日本語を当てはめずに、漢字の「付」のもつニュアンスをもって使うと、様々な場面で表現の幅が広がります。


今日のフレーズでは、"with"は「俺に付いている」→「同じ意見」とか「賛成」といった意味を表します。


次の例文で、"with"の様々な「付」 ニュアンスを感じてみましょう。(一部ロングマンを参照しています。)


Are you either with me or against me?
私に賛成してるの?それとも反対?


I’m with Harry all the way on this one.
このことについてはずっとハリーと同じ意見だよ。


He came back with a drink in his hand.
彼は手に飲み物をもって戻ってきました。


The children were weak with exhaustion.
その子供たちは疲れで弱っていました。


He spoke with great confidence.
彼は自信たっぷりに話した。


‘Are you enjoying yourself?’ he asked with a smile.
「楽しんでる?」と彼は笑顔で聞きました。


Sorry, I’m not with you.
ごめん、あなたの話についていけない。(理解できない)
 
Are you with me?
私の言うこと分かってる?


He is with us.
彼、私たちのグループです。(子供同伴で何かを行う場合は、「この子、うちの子です。」と言いますね。)


You're safe with me.
僕と一緒にいれば大丈夫だよ。


Stay with Kelly.
ケリーから離れちゃだめよ。



明日は、「時間短縮してあげる。」です。"short"は使わずに表現します。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。