らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

949. 勤務時間短縮してあげられるかも。

Scenario: 夫が単身赴任することになったので、しばらく子供の迎えを私が毎日しなくてはならない。単身赴任の間、職場に相談したところこう言われた。


「勤務時間を短縮してあげられるかも。」



"I could probably save you a few hours of work."



【ポイント1】"save"の使い方。


「セーブする」というと、パソコンでの作業の「保存する」という言い方でよく使いますね。
Don’t forget to save before you close the file.
ファイルを閉じる前にセーブするの忘れないでね。

Did you save the changes that you made?

変えたところ、セーブした?


というように。


この"save"という単語は、他に次のような使い方もありますね。(例文は一部ロングマンを参照しています。)


「助ける」という意味で使う。


You saved my life.
あなたは私の命の恩人です。(命を助けた)


「貯金する」という意味で使う。


So far, I’ve saved about $500.
これまでおよそ5百ドル貯金しています。


「節約する(無駄にしない)」という意味で使う。


We’ll save a lot of time if we go by car.
車で行けば大幅な時間の節約になる。


「(後で使うために)とっておく」という意味で使う。


We’ll save the rest of the food and have it later.
残りの食べ物をとっておいて後で食べるわ。



今日のフレーズで使われている"save"は、「誰かが困ったことにならないように何かをする」という感じになります。日本語はその状況によって、様々な表現になります。


save + 人 + もの
save + 人 + (trouble of)  ~ing


の形になります。


I'll save you a seat.
席、とっておいてあげるわ。


If you could tell her, that would save me calling her.
君から彼女に話してくれたら、僕が電話しなくてもすむんだけど。


Using this software saves you the trouble of sorting pictures out .
このソフトを使えば、写真の整理をする手間が省けます



明日は、「問題発生です。」です、"trouble"や"problem"を使わないで表現します。
読んでね。



Englishラボのらぼでした。