らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

960. そこでハッと思ったんです。

Scenario: 大物スターが一堂に会する野外コンサートが開かれたが、途中で雨が振り出し、コンサートは中断かと思われた。生中継している報道キャスターはトレーラーの楽屋にまだスターたちがいると知って、スターたちに直接連絡をくれるように呼びかけた。そして楽屋からのコンサートという意外な展開を仕組んだ。


「そこでハッと思いついたんです。」



"That’s where I found my inspiration."



【ポイント】関係副詞の先行詞は省略することができる。



関係詞には、関係代名詞と関係副詞があります。


今日は、関係副詞のひとつである"where"の簡単な使い方を説明していきます。


それは・・・


whereが「そこで」という意味になる場合です。 


"where"というと、疑問文で使われると「どこで」といういう意味になりますが、文中で使われると、「そこで」という意味になるときがあります。その場合は関係副詞です。


That is the apartment where I lived.  
あれは、アパートです。そこで、私は住んでいました。


今日のフレーズのように、That is where ~となっているときは、"That is"は日本語にしないでただ、「そこで~」と続けるといいです。


これは、"when"でも"why"でも同様です。


That is when I first started to play.
そのとき最初に演奏し始めたました。


That is why I did it.
そういうわけで私はそれをやったのです。


This is why I did it.    と、"That"を"This"にすることもできます。


This is why I did it.
こういうわけで私はそれをやったのです。  となります。


学校では、”That’s why ~”を「だから~なのだ。」とイディオムとして覚えさせることが多いですが、同じ文法なのに、"That's where ~は、「だから~する場所なのだ。」と覚えるわけにはいかないですね。( ´艸`)



明日は、「ずっと先のこなんて何て考えたことない」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。