らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

980. 置き場所を作ってるの。

Scenario:大型電気店が近所にできたので行ってみた。以前から欲しかったホットプレートを買ったのだが、それをしまっておくためにまず片付けなければ。。。夫が「何してる?」と聞いたのでこう答えた。


「置き場所を作ってるの。」




"Just cleaning out the space for storage."



【ポイント1】"storage"は不可算名詞。

"storage"は日本語で「倉庫」という意味で使うと、部屋をイメージしますが、英語の"storage"は、「貯蔵」です。または「貯蔵場所」ですが、それは部屋ではなく、空間です。


"in storage"は、「倉庫に入っている」と訳すことがありますが、冠詞がついていないので、「貯蔵してある状態である」という英語表現になります。


I put some of my things in storage.
自分のものをいくつかとっている。(→倉庫に入れている)


コンピュータでは、"data storage"という使い方をすることがあります。


CD-Rom is an ideal system for data storage.

CD-Romはデータ保存の理想的なシステムだ。



【ポイント】"clean out"の使い方。


今日のフレーズの"clean out"の意味するものは次のような意味で使っています。(ロングマンより)


to make the inside of a room, house etc clean or tidy
部屋や家の中をきれいに、あるいはきちんとした状態にすること


今日のフレーズでは、「置き場所を確保するためにそこの場所をきれいにしている」ということで、日本語で表現すると、


「置いておく場所を作るためにその場所を片付けている」→「置き場所を作っている」となります。


一般的には、"clean out"は「片付ける」と表現することの方が多いです。


ロングマンで"clean out"の使い方の他のの例を見ていきます。


We’d better clean out the attic this week.
今週屋根裏を片付けないとな。 


They spent the day cleaning out the garage.
その日は1日中ガレージを片付けていた。

I’ve cleaned out all the junk from the cellar.
地下の物置のガラクタを片付けた


※ "clean out"の目的語になるのは、


  片付ける場所
  片付けるもの 


  の両方を目的語にすることができますが、片付けるものを目的語にするときは、片付ける場所」を"from"を付けて表すことが多いです。


「おもちゃを片付ける」は、場所をきれいにする、というよりは使ったものを元に戻すことなので"put away"を使います。


He put his toys away every night.
毎晩おもちゃを片付けている。



明日は、「お前の中ではそうだろうが・・・。」です。 "think"は使っていません。
読んでね。



Englishラボのらぼでした。