らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1052. 戻って仲直りしなよ。

Scenario: つまらないことで夫と口論となり、家を飛び出して友人の家に転がり込んだ。しばらく友人と話して落ち着いたころ、友人がこう言った。


「戻って仲直りしなよ。」




"Go back to patch things up with him."



【ポイント】様々な「処置」の場面で使える、"patch up"。


「現在の悪い(困った)状態を直す」という意味でつかえる"patch up"の3パターンを整理します。本格的な改善というより、応急処置的な感じです。


① 人が仲直りする場合


"patch things/it up with/between~"でよく使われます。"things"や"it"は、「問題になっている部分」を指します。


He's patched things up with his father.
彼、お父さんと仲直りしたんだね。


The meeting was intended to patch up relations between the two sides.
その会合は両者の関係を修復する目的で開かれた。



② 開いてしまった穴の応急処置をする場合


別のものでふさぐなど、応急処置をする場合です。


We’ll have to patch up the hole in the roof.
屋根の穴をふさがなくちゃ。


The road needs resurfacing, not just patching up.
その道路は応急処置ではなく、舗装し直しが必要だ。


③ 怪我の応急処置の場合

The nurses managed to patch her up temporarily.

看護師たちが一時的に彼女の傷の手当てをした。



今日挙げた3パターンのどれかを使って、"patch up"の短文を作ってみてください。できたらコメント欄に書いて送ってね。


明日は、「チキンサラダにするとこだったわ。」です。



Englishラボのらぼでした。