らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1063. 来週の打ち合わせをした。

Scenario: 年末年始を迎えるに当たって、今年中にしておかなければならない仕事や、特別イベントなどの準備が進んでいる。いつもとは違うスケジュールですすまなくてはいけないので・・・・。


来週の打ち合わせをした。



We went over the calendar for next week.



【ポイント1】「打ち合わせをする」という表現のしかた。


言いたいことを英語で表現しようとするときに、どうしても日本語で先に考えてそれを英語にするという作業をしがちですね。
今日は「打ち合わせをする」に焦点を当ててみます。


日本語で考えてみると、「来週の打ち合わせをする。」という言い方は面白いですね。



目的語は「打ち合わせ」?動詞が「する」?
「来週の打ち合わせ」の「の」って"of"でいい?
「来週」は「打ち合わせをする」の目的語?

こう考えていては、英語表現が即座に出てこなくなります。


この日本語で考える過程をすべて省いて、結局、


来週のための話し合いをした。


でいいのだと考えれば楽になります。


We had a meeting for next week.   です。


さらに、


"go over ~"

が使えると、今日のフレーズが使えます。


"go over ~"には次のような意味があるので、覚えておくと便利です。(ロングマンより)


①to think very carefully about something
何かにかについてとても注意深く考えること

② to search or examine something very carefully

何かをとても注意深く探したり調べたりすること

③ to repeat something in order to explain it or make sure it is correct

それが正しいことを説明したり確かめたりするために繰り返すこと



"go over ~"を使った例をあげておきますね。


Could you go over this report and correct any mistakes?
彼の報告書を見直してミスを直してくれませんか?


Once again I went over exactly what I needed to say.
もう一度、私は自分がいうべきことを正確に確認した


In the competition, the judge goes over each dog and assesses it.
ドッグショウでは、審査員が一頭一頭を見て回り、評価します。



"go over"を使えば様々な日本語表現に当てはまりますね。




【ポイント2】「カレンダー」は壁に掛けるものだけではない。



アメリカ英語では、"calendar"は壁にかけたり、机の上に置くものばかりでなく、次のようなものにも使います。(ロングマンより)


 all the things you plan to do in the next days, months etc
これからの日や月に立てている予定すべて



My calendar is full for the rest of the week.
私の予定はその週の後半はすべて埋まっています。




明日は、「椅子がネジで床にとめられてるわ。」です。 "with"を使わないで表現します。
読んでね。


Englishらぼのらぼでした。