らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1158. 音楽かけて。

Scenario: 最近のIT技術の発展には驚くばかりだ。友人がもっているロボットに話しかけるだけで、電気をつけたり、お店の検索をしてくれたりするらしい。友人の家に行くと早速このように言っていた。


「音楽かけて。」



"Put on some music."



【ポイント】様々に使える"put on"7選。


"put on"は、「着る」という意味で使うことが多いと思いますが、他のものにも使えます。


「服を着る」以外に日常生活で使える"put on"をロングマンを参照して、7パターン厳選しました。



① 「お化粧する」という意味で使う。


「皮膚の上にメークやクリームを置く」感じで使う。


put this cream on twice a day.
一日に2回このクリームを塗る



② 「人やものの上に何か影響を与える」感じで使う。


The government put a limit on imports of textiles.
政府は布製品の輸入に制限をかけた



③ 「機器など操作して動かす」ときに使う。
"turn on"、"switch on"に置き換え可能。


He got up and put on the light.   電気をつけた
I put the kettle on.      湯沸かし器をつけた
She put on some music while they ate.  音楽をかけた


※「音楽をかける」の場合は、もともとレコード、テープ、CDを機械にセットしてかけるイメージで使われていました。



④ 「体重が増える」という意味で使う。


"gain"と置き換え可能。


She’s put on five kilos since she quit smoking.
彼女はタバコをやめてから5キロ太った


⑤ 「何かを調理する」時に使う。


Shall I put the pasta on now?
パスタゆで始めましょうか?


※"put on"の後には食材がきます。


⑥ 「金額の上乗せ」する場合に使う。

More tax is put on cigarettes.

タバコにさらに税金が課された



⑦ 「電話をつなぐ」場合に使う。


Can you put Janet on?
ジャネットにつないでくれますか?



今日のブログで挙げた7パターンのどれかを選んで、「服を着る」以外の"put on"で短文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


Englishラボのらぼでした。