らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1155. 服がすぐ小さくなっちゃうのよね。

Scenario: 春になったので、息子に去年買ったTシャツを着せよう小さくなってしまって頭が入らなかった。折角お気に入りのTシャツだったのに。。。子供の成長って驚きだ。友人に言うと、彼女がこう言った。


「服がすぐ値作なっちゃうのよね。」



"They outgrow their clothes so quick,"



【ポイント】逆の発想で話す。


日本語で、「去年の服がちいさくなっちゃった。」というと、「服が小さくなったんじゃない。子供が大きくなったんだ。」と言われそうですね。


「彼に勝った。」は?"I won him."ではなく、"I beat him."です。"beat"は「負かす」です。


このように、日本語から英語にするときは、日本語通りの表現を使わないことがあります。


今日のフレーズにある"outgrow"の使い方を見ます。(例はロングマンを参照しています。)


①「合わなくなったことをいう」場合。


Harry outgrew his cot when he was about two.
ハリーは2歳前後でベビーベッドが小さくて使えなくなった。



② 「成長しておこった変化をいう」場合。


Most children eventually outgrow a tendency toward travel sickness.
ほとんどの子供の乗り物酔いは成長によって徐々になくなってくる。


She got a karaoke machine for her 12th birthday, and she still hasn't outgrown it.
彼女は12歳の誕生日にカラオケマシンを買ってもらったが、まだ使っている。


※実際の「卒業」ではありませんが、日本語で「~を卒業する」という表現を使うことがあります。「もはや興味を持たなくなった」とか、「現段階より上を目指すようになった」とか言うニュアンスで使われることが多いです。



③ 「(ビジネスなど)拡大に伴う変化をいう」場合。


His furniture-making business soon outgrew his garage.
彼の手造り家具販売は、すぐにガレージだけではできなくなった



"outgrow"を使って、短文、もしくは会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は「分かりやすくいうとね。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。