らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1171. ゴーサインが出たよ。

Scenario: 先日提出した企画書の商品開発プロジェクトに対して、取締役会の承認を得た。早速、こういって仲間に電話した。

「ゴーサインもらったよ。」



"They give us the green light."



【ポイント】"green"という単語のもつ意味と日本語表現。



日本語表現とは異なった"green"の使い方を6つ厳選しました。(ロングマンを参照しています。)


① 「進め」を表す。


日本語ではほとんど「青」と言っていると思います。特に「〇信号」というときは、実際の色は「緑」であっても「青信号」と言っています。


The traffic light turned green.
信号が青に変わった


 give somebody/something the green light
のもつ意味は次のような物です。(ロングマンより)


to allow a project, plan etc to begin
プロジェクトや計画などを始める許可を与える

Everyone has given it the green light.
みなさんに(それをすすめていいという)了解をとりました。


The board just gave us the green light to begin research.
我々がリサーチを始めるにあたって理事会の了承を得ました



② 「植物」の色の表現に使う。


日本語表現では、「青」と「緑」が混在しています。
広く広がっている芝生に対して、日本語では「青い」という表現をします。
「隣の芝生は青い。」(他の人の物は良く見えることの例え)
は、
The grass is always greener on the other side.


ですが、「緑の芝生」という言い方もします。
「青々とした緑」という表現もあります。日本語において、植物に関しては「青」と「緑」が混在していますね。




③ 「熟していない」様子を表す。


日本語では「青い」と表現することもあります。


The bananas are still green.
そのバナナ、まだ青いよ。



④ 「経験が足りない」という意味で用いる。


I was pretty green then.
当時私はほんの青二才だったよ。



⑤ 「顔色が悪い」という意味で用いる。


"green"の代わりに"pale"を使うこともあります。


He looked a bit green the next morning.
翌日の朝彼の顔色が悪かった



⑥ 「環境に配していること」全般をいう場合に使う。


We need to develop greener cleaning products.
我々はより環境を考えた洗剤を開発すべきだ。



上の6つの表現にある"green"を使って、短文や会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「このまま我慢するつもりなの?」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。