らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1198. あのとき初めて彼の笑い声聞いたよ。

Scenario: 4月から自分が担任するクラスに一人の転校生が入って来た。とても大人しくてなかなか友達ができないようだ。ギターが弾けるということだったので、クラブでバンドを結成しているメンバーに誘ってみるよう声をかけた。しばらくして、放課後音楽室でギターを弾いているその転校生の姿があり、楽しそうに仲間と話していた。これで安心だな。。。


「あのとき初めて彼の笑い声聞いたよ。」



"That was the first time I’d ever heard him laugh."



【ポイント】言いたいことを様々な表現で言ってみよう。

いいたい内容を正しく伝える方法は一つだけではありません。


今日のフレーズで考えてみましょう。


① あれが最初だった + 彼が笑うのを聞いたことがある


That was the first time  + I have heard him laugh.


★「あのとき」までの経験なので、後半を過去完了にする。


That was the first time I had ever heard him laugh.


"ever"はオプション。強調のために置いても良い。



② 「初めて」を副詞句で表現する。


彼が笑うのを聞いた + あのとき + 初めて


★ 「あのとき」が特定の過去をさすので、全体を過去形にする。


I heard him laugh then for the first time.


"laugh"を"laughing"にすると、「笑っているのを」という感じになる。



③ 「あのときまで聞いたことがなかった」と否定文にしてみる。


彼が笑うのを聞いたことがなかった + あのときまで


I had never heard him laugh until then.


★ 「あのとき」という過去の時点までの経験なので、過去完了を使う。



④ 主語を「彼」にして表現してみる。


彼は笑ったことがなかった + あのときまで


He had never laugh at school until then .



⑤ 「あのとき」を強調して表現してみる。


その瞬間だった + 彼が学校で笑ったのは + 初めて


It was the moment that he laughed at school for the first time.


★ 学校だけの経験なら、at schoolなどの内容を補う修飾語を付け足す。



自分で考えた一つの文を3種類の方法で言ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「しつこいぞ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。