らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1213. まだそんなことやってんのね。

Scenario: 選挙が近くになると、街中を選挙カーが走り回る。そして、候補者の名前を連呼するのだ。ネットやSNSが広まっている今では、こういう選挙戦のありかたってそろそろやめてもいいのではないかと思った。ある人がこう言っているのを耳にした。


「まだそんなことやってんのね。」




"It's been going on for years."



【ポイント】意外と使える現在完了進行形。


時制の表現方法は英語と日本語で大きく違います。


特に日本語の時制は、その表現方法にはっきりした決まりがあるわけではなく、なんとなく他の表現と一緒に使うことで、過去であること、現在であること、未来であることを理解できてしまいます。


「東京に行きます」に、「来週」がつくと、未来形を使い、「毎日」がつくと、習慣を表す現在形を使います。
「ご飯を食べています」は、「今」のことなら進行形ですが、「朝食には」となると現在形を使います。


日本語で「~しています」がつくと必ず進行形というわけにいかないのです。


「現在完了進行形」は「過去から今まで(変わらず)~し続けている」というイメージをもちましょう。「絶え間なく」ではなくて、その習慣が続いていることにも使えます。


すると、次のような自然な日本語表現が浮かんでくるでしょう。


「今に始まったことじゃない。」
「まだそんなことやってる。」
「あれからずっとやってるよ。」
「まだ終わりそうにないね。」
「いつになったら終わるのかね。」



この感覚をイメージさえできれば、日常生活を英語で表現できることが増えると思います。


形は、簡単です。


"have/has been ~ing"


となるだけです。 


疑問形にするなら、


"Have/has + 主語 + been ~ing"


です。




現在完了進行形を使った短文や会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「イメチェンしたいの。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。