らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1374. 楽なコースを選べばいいですよ。

Scenario: ジムでインドアサイクルのエクササイズが始まった。興味はあるのだが、かなりハードらしい。インストラクターが、私が迷っているのを知ってこう言った。


「楽なコースを選べばいいですよ。」




"You should take the easy option."



【ポイント】"option"と"choice"の違い。


「選択」には、"option"と"choice"という表現があります。


マクミランでその説明と例を見てみます。


"option"
① something that you can choose in a particular situation
ある一定の状況で選ぶことができるもの


「一定の状況」とは、例えば次のような場合です。
● 車などを買う場合に、標準装備以外の製品を買って付ける場合
● コンピュータなどで必要なものを決められた機能の中から選ぶ場合
● 最善ではないが、無理のないものを選ぶ場合。→"easy option"として使います。


We’ve discussed all the marketing options and decided to go for television advertising.
あらゆるマーケティングの選択肢を検討した結果、テレビ広告を行うことにしました。


We have three different options for financing the house.
家の資金調達には、3つの選択肢があります。


Choose the ‘save’ option from the File menu.
「ファイル」のメニューから、「セーブする」という選択肢を選んでください。


Running a restaurant may seem exciting, but it’s no easy option.
レストランを経営するのは楽しそうに思えるが楽なことではない




"choice"
① the opportunity or right to choose between different things
異なるものの中から選ぶチャンス、あるいは権利


Freedom of choice is very important for many people.
選択の自由は、多くの人にとってとても大切なものです。


The policy will limit parental choice rather than increase it.
この政策は、親の選択肢を増やすどころか、制限することになる。




② a decision to choose someone or something
人やものを選ぶための決定


He was facing a difficult choice between staying with his family or working abroad.
彼は、家族と一緒にいるか、海外で働くか、難しい選択を迫られていた。


Our childhood experiences can influence our choice of career.
幼少期の体験は、キャリアの選択に影響を与えることがあります。



日本語で、「しょうがない。」という時に使う場合は、


"have no option/choice but to do ~"
のようにどちらでも構いません。


They had no choice but to obey.   彼らは従うしかなかった。
I had no option but to fire him.  私は彼をクビにするしかなかった。




"option"を使った会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「気を紛らわせるものない?」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。