らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1438. しつこいなー、もう言わんでいい!

Scenario: 父親が80才を越えてまだ運転している。速度が遅くて、後続車に迷惑をかけるし、この前は駐車場で隣の車にぶつけてしまい、さんざんな目に遭っている。大きな事故を起こす前に運転をやめるように言っているのだが、運転免許は返納していないようだ。高齢者の運転での事故のニュースを見る度に運転しないように言っている。すると父はこう言った。


「しつこいなー、何度も言わんでいい!」




"OK, No need to rub it in!"



【ポイント】"rub"のニュアンスを使った表現。


"rub"は、カタカナにすると「ラブ」となるので、"love"と間違えやすいです。


"rub" → rʌ́b


"love" →lʌ́v


今日のフレーズにある、"rub it in"は、先日の"rake it in"の"it"が「お金」を指していることが明かなように、会話の中で、"it"が「過去に起った忘れたいと思っているできごと」を指すので、"rub it in"という言い方をします。


"rake it in"もそうでしたが、"it"の内容を詳しく言うこともあります。


"rub it in"についてのロングマンの説明です。


to keep reminding someone about something they did wrong or failed to do, especially in order to punish them
特に非難する目的で、間違ったことをしたり失敗したことについて、やった人に何度も思い出させること


今日のフレーズでは、「しつこいなー。」とその感じを出してみました。非公式な言い方です。


ロングマンから例をあげます。


I know I should have been more careful, but there’s no need to keep rubbing it in.
もっと慎重になるべきだったとは思うが、これ以上ダメだしする必要はないだろう。


I know I was wrong. No need to rub it in
私が間違っていたのはわかってるから、そうネチネチ言わなくてもいいわよ。


 Just to rub it in, you got lost on the fast road.
しつこいようだけど、君、高速で迷子になったんだからね。



"rub in"または"rub it in"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「体がなまっちゃってね。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。