らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1447. 選挙戦初日は地味なものだった。

Scenario: スキャンダルで辞任した知事が、再び知事選に出馬することを表明して話題になっている。今日が選挙戦のスタートの日だったのだが、彼の事務所での出陣式の様子について近所の人がこう言っていた。



「選挙戦初日は地味で静かなものだったな。」




"The first day of the campaign was low-key and quiet."



【ポイント】「下のカギ」ではない、"low-key"の使い方。



"low-key"の"key"は「鍵」という意味を持っているのではないと思いますが、「音程」の意味の「キー」なのか、
「重要な/役に立つ」といった意味の「キー」なのか、はっきりわかりません。


しかし、"low-key"は、比較級の形のない形容詞です。ロングマンによると、


not intended to attract a lot of attention to an event, subject, or thing
ある出来事、話題、または物事に対して多くの注目を集めようと思っていない


という意味です。


日本語表現では、


「控えめな」
「大人しい」
「目立たない」
「地味な」
「腰の低い」
「遠慮がちな」


"in a low-key attitude" → 控えめな態度で


"keep ~ low-key"  → ~を控えめにしておく



They want the funeral to be as low-key as possible.
葬儀はなるべく控えめなものにしてほしいということです。


He received a low-key but respectful welcome.
彼は地味ながら、敬意溢れた歓迎を受けた。


He takes/has a low-key approach to management.
彼は経営には低姿勢なやりかたをとる。




"low-key"を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「次からちゃんとノックするよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。