らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1515. 政府は建設的な前向き思考で法案を成立させるべきです。

Scenario: LGBTQを巡る法案の審議が国会で続いている。そんな中、アメリカの女性下院議員が来日し、首相に次のように言って成立を迫った。


「政府は建設的な前向き思考で法案を成立させるべきです。」


(Alexandria Ocasio-Cortez The Guardianより)
"The government should pass the bill with constructive forward thinking."



【ポイント】"forward"には形容詞もある。


"forward"といえば、


"look forward to ~ing"は「~を楽しみにして待つ」という、教科書に必ず出くるイディオムですし、『ペイ・フォワード』(原題Pay It Forward)という映画もヒットしました。「一歩前へ」は、"Step forward."。これらの"forward"は副詞です。


形容詞としての"forward"は、名詞の前に置いて使います。次のように堅い表現になることが多いです。


further forward movement
さらなる前進


with a bit of forward planning 
事前計画では / 先を考えた計画では


constructive forward thinking
建設的な前向き思考


a result of forward planning
先を見据えた計画の結果


proper forward planning
適切な将来計画


a little bit of forward thinking 10years ago
10年前のちょっとした先読み思考



ちょっと取調べ口調で次のように言うこともあります。( ´艸`)


"Please tell me your forward address."
「引っ越し先の住所を教えて下さいますか?」



"forward thinking / planning"を使って、短文や会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「あれば気付いてたわよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。