らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

168. 私、パパが思ってるようないい子ちゃんじゃない。

Scenario: 私は父親に溺愛されている。限りない愛情を注いでくれるのはありがたいのだが、大学生になった今は少々それが重荷だ。友人との飲み会にも行きたいし、クラブにも行きたい。しかし、夜外出することは、父親が許さないのだ。先日、友人との飲み会で飲み過ぎて深夜の帰宅となり、父親にひどく怒られた。なのでひとこと。。。


「私、パパが思ってるようないい子ちゃんじゃないの。」



"I'm not a goody-goody you think I am."



ポイント1】先行詞が補語になる場合がある。

学校で教える関係代名詞は、
先行詞が
主語になるもの → which, who, that
  I need a man who does some housework.
    わたしにはいくらか家事をしてくれる人が必要だ。
  I finally found a book which inspired me.    
    ついに私にひらめきを与えてくれる本を見つけた。
目的語になるもの → which, who(m), that   ←省略可
 I'll show you a sweater (which) I bought yesterday.    bought a sweaterの関係
             昨日買ったセーター見せてあげる。

I  need someone (who/whom) I can trust.        trust someone の関係  
         信じられる人が必要。



が中心ですが、先行詞が補語になる場合もあります。← that  (省略されることが多い)
He is not a man (that) he was.    
       かつての男じゃない。         he was a manの関係



今日のフレーズは、
...a goody-goody (that) I am に、"you think"が挿入の形で、"I am"の前に入った形です。



I am not a goody-goody.  と、You think I am a goody-goody. が合体した形です。



ポイント2】"a goody-goody"は、米語の口語で「いい子ちゃん」という意味です。



ロングマンの定義では次のようになっています。
someone who tries hard to be very good and helpful in order to please their parents, teachers etc – used especially by children to show disapproval
親や先生などを喜ばせようと一生懸命とても良い子で役立つ子でいようとする人のこと


皮肉な意味で使うことが多いようです。


 

Englishラボの らぼです。