らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1535. 大体どうなるか分かる気がする。

Scenario: 最近、付き合っている彼女にメールをしても返ってこないことがある。デート中もあまり話が盛り上がらない。今日は偶然駅で他の男性と話しているところを見てしまった。彼女の気持ちをきちんと聞いた方がいいかなと友人に相談するとこう言った。


「どうなるか大体分かる気がするけどね。」



"I have an inkling of what happens next."


【ポイント】"inkling"は名詞しかない。


"inkling"には、"ing"が付いていますが、"inkle"という単語を引いてみても出てきません。
形容詞でもありません。単数扱いをする名詞です。


マクミランの定義では、次のように説明されています。


a slight idea or small piece of information that tells you that something might exist or be happening
何かあるかもしれない、何かが起こるかもしれない、というちょっとした考えや小さな情報


使い方


The inkling that something was wrong came on Wednesday.
何かおかしいとふと感じたのは水曜日でした。


I had no inkling how serious these problems are.
この問題がどれほど深刻なのか、まったく考えもつかなかった


I had an inkling that she was pregnant.
彼女は妊娠してることは薄々感じていた


I think she, too, had an inkling.
彼女も、うすうす感づいていたのだと思う。



"have an inkling of/that ~"を使う場合の日本語表現は次のようなものが考えられます。


なんとなくそういう見当がつく
~じゃないかとチラッと思う
薄々感じる
~の予感がする
なんとなくそんな感じがする
小さな疑いの気持ちがわく
漠然と思う
もしかしたら~かもと思う
勘ぐる


"have"の代わりに"give"も使えます。"give"を使うと、"inkling"のもつ意味を相手に感じさせるような表現になります。


My boyfriend would not look at me, which gave me an inkling that he wanted to
 break up with me.

彼が私を見ようとしないので、別れたいのかなと勘ぐってしまったわ。



"inkling"を使って会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「まずは航空券がとれるかだよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。