らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1563. かいかぶらないで。

Scenario: 銀行に入社して営業に配属され、1ヶ月の成果が発表されたが顧客数の獲得でトップだった。同僚みんなに褒められるし、友人にも「お前、すごいな!」と言われたので、こう言った。


「かいかぶらないで。」


(画像はこちらからです。)


"You give me too much credit."



【ポイント】「かいかぶる」という日本語に合う英語表現。


「かいかぶる」という日本語を使いますか?最近、特に若い人はあまり使わないかもしれませんが、デジタル大辞泉によると、漢字では「買い被る」と書き、意味は「人物を必要以上に高く評価する」という意味だということです。


この意味だと、英語の"too much credit"がピッタリだと思います。"too"を使うことで、「あまりにも~しすぎ」というニュアンスが出ます。


"credit"は、カタカナで「クレジット」と書くので、日本語でもよく出てきますが、今日のフレーズで使われている意味は次のような者です。(ロングマンより)


"credit"  [uncountable] 
approval or praise that you give to someone for something they have done
不可算名詞
誰かが何かをしたときに与える承認や賞賛


この意味での使い方をロングマンから挙げます。


Credit for this win goes to everybody in the team.
この勝利は、チーム全員の功績です。


They never give him any credit for all the extra work he does.
彼らは、彼が必要以上の仕事をやってもそれを全く評価しないんだ。


She deserves credit for trying her best.
彼女は頑張ったんだから評価されて当然だよ。


He always takes the credit for my ideas.
彼はいつも私のアイデアを自分の手柄を横取りするのよ。



今日のフレーズで使われている意味で"credit"を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「ドライヤーで髪乾かしてんの?」です。"dryer"は使っていません。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。