らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1545. 多めに書いておいてください。

Scenario: 沖縄に出張することになり、会計課から出張費の仮払い申請書を出すように言われた。しかし、宿泊場所など実際にどれだけかかるのか分からないので、どうすればいいかを尋ねたらこう言われた。


「多めに書いておいてください。」



"Round it up."



【ポイント】"round up"の便利な使い方。


"round up"は、次のような使い方をします。


① 一斉検挙する


Thousands of men were rounded up and jailed.
何千人もの男性が検挙され、拘置所に入れられました。


② かき集める


See if you can round up a few friends to help you!
手伝ってもらうのに友達を集められるか確認してください!



③ 大きめの数字にする


この表現の説明としてマクミランには次のように書いてあります。


to increase an exact figure to the next highest whole
正確な数字の端数を繰り上げてそれに近い数字にする


If the digit is 5 or greater, round up.
5桁以上なら、切り上げてください。



日本語では、「四捨五入」や「切り上げ、切り捨て」の言い方をしますが、この表現をする場合、日本語ではたいてい、「小数点以下を」や、「100円以下を」などの表現がつきます。
今日のシナリオのように、"Round it up."だけの場合、「大体の数字でいい」という日本語表現ができると思います。この場合の「大体の数字」はほとんどの場合「多めの数字」でしょう。



今日のシナリオの状況で、会計課の人と、出張に行くことになった会社員との間の会話を英語で考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。