らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1556. これはとりおきね。

Scenario: 近くのモールに服飾小物の専門店ができ、素敵なバッグがいっぱい並んでいる。友人とバッグを見ているうちに二人ともすっかり買う気分になってしまい、いつの間にかこういいながらバッグを選んでいた。


「これはとりおきね。」



"This one is a keeper."



【ポイント1】一般的な"-er"が意味するもの。


"keeper"は、"keep"に"-er"が付いたもので、"play"に"-er"がついて、「"play"をする人」というように、"-er"が付くことによって、「付いた動詞を行なう人(もの)」を表します。


teach → teacher
listen → listener
write → writer
learn → learner
swim → swimmer


など。


ですから、"keeper"は、「"keep"する人」となり、人ばかりでなく、ものを表す場合もあります。


a zoo-keeper   動物園の飼育員さん
a gorilla keeper ゴリラの飼育員さん
a lighthouse keeper   灯台守(灯台を管理している人)
a beekeeper  養蜂家


その他、次のような使い方があります。


I am not somebody’s keeper


という口語の使い方もあって、それは次のような意味です。(ロングマンより)


used to say that you are not responsible for someone else’s actions
自分は他の誰かの行動に責任がないと言うときに使う表現


使い方
I'm not Jane's keeper.
私はジェーンの保護者じゃないんだからね。



【ポイント2】"keeper"には、「大切だからとっておくもの」を表すことがある。


今日のフレーズでは、この意味でとりあげました。


非公式な使い方ですが、次のような意味で使われています。(Cambridge dictionaryより)


someone with good qualities, who you can have a long relationship with
長く付き合うことができる、いいところをもった人のこと


使い方
If he introduces you to all his friends, he's a keeper.
もし彼があなたを彼の友人皆に紹介してるとしたら、彼を離しちゃダメよ。


something good that is likely to be successful or useful for a long time
長い間よく売れ、役に立つと思われる良いもの


使い方
These new shoes are keepers.
この靴は売れ筋だね。



一般的な使い方ではないと思いますが、次のようなシチュエーションも考えられます。


付き合っている彼氏がいるのに、他の男性に魅力を感じている友人がいて、アタックしそうな様子。私は彼女の今付き合っている人がすごくいい人なのを知っているので、「別れちゃだめよ。」って言ったら、友人が「分かってる、He's a keeper.」と言った場合、「彼は、保険だから。」と言うというシチュエーションです。。(´;ω;`)



"keeper"を使った会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「うまいことやったな。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。