らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1651. 数え間違いかもよ。

Scenario: 友人とゲームをしていて、コインの獲得数を競っていた。毎回上位に入っていたのに、今日は最下位。がっかりしていると友人がこう言った。


「数え間違いかもよ。」



"You might have counted wrong."



【ポイント】「違う」という表現。


日本語で、「違う」というと、英語の"different"という単語が思い浮かびますが、"wrong"を意味することもあります。


基本的には、


"different"の「違う」は、「同じではない」ということで、
"wrong"の「違う」は、「正しくない」ということです。


「間違える」というと、"make a mistake"という表現がありますが、"wrong"を使った表現もあります。


今日は"wrong"の使い方をまとめます。



① 「正しくない」という意味で使う    (形容詞)


Your calculations must be wrong.
君の計算、間違ってるかも。


I think I got question 3 wrong.
3問目を間違ったと思う。


I wish you’d stop trying to prove me wrong.
私が間違っていることを証明しようとするのはやめてほしい。


You’ve got the wrong man. I didn’t kill her.
人違いだよ。私は彼女を殺していない。


The letter was delivered to the wrong address.
手紙が間違った住所に配達された。


There’s no one called Julia here. You must have the wrong number.
ここにはジュリアという人はいませんよ。電話番号をお間違えになったと思います。


I think we went the wrong way at that last turning.
最後の曲がり角で道を間違えたんだ。



② 「問題がある」という意味で使う


Don’t worry, there’s nothing wrong.
心配しないで。問題ないから。


When he didn’t come back that night, I knew that something was wrong.
その夜、彼が戻ってこなかったとき、何かおかしいと思った。



③ 「勘違い」という意味で使う


I was wrong about the new guy – he’s not Belgian, he’s French.
新しく入ったやつのことだけど、俺が間違ってたよ。彼、ベルギー人じゃなくてフランス人だった。


I like you. Don’t take this the wrong way, now. I mean as a friend.
僕は君が好きだ。誤解しないでほしい。友達としてだ。


Don't get me wrong, I love my family, I just don't want to be with them all the time.
誤解しないでくれよ。僕は家族を愛しているけど、四六時中一緒にいるのが嫌なだけなんだ。



【ポイント2】副詞の"wrong"の使い方


"wrong"は形容詞ばかりでなく、副詞もあります。


今日のフレーズに使われている"wrong"の用法です。


この場合の意味は「間違ったやりかたで」という意味で使います。


使い方


Follow these instructions and you can’t go wrong.
以下の指示に従えば間違うことはない


You’ve spelt my name wrong.
私の名前、間違って書いてるよ。


What? Have I done it wrong?
え?僕間違ってやっちゃった?



"wrong"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「私の名前で安くしてくれるよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。