らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1746. やったね!

Scenario: スポーツの日に、近所の公園で自治会による市民運動会が開かれた。様々な年齢に合わせた競技が行われ、高齢者と子供たちが競った玉入れ競技で高齢者組が勝利し、こう言ってハイタッチをしていた。


「やったね!」



"Way to go!"



【ポイント】"way to go"が表すもの。


"way"は、「道」であり、また「方法」でもあります。


「道」と「方法」はニュアンスとして、共通しているものがあり、日本語でも、「道」を「どう」と読めば、「茶道」や「書道」のように、「何かの高みに向かって歩んでいく過程」という意味になり、そこには様々な方法があります。


”way to go"は文の一部と考えられるます。次のような3通りの例が考えられます。




① "That’s the way to go."の一部。


今日のフレーズに使われている、"way to go"は、"That’s the way to go."の一部で、「それが(~に)行くための道(やり方)なのだ」⇒「その通りでいいのだ!」という意味を込めた「やったね!」となります。


もちろん、


"主語+ did it!" や、
"主語+ made it!"


でもいいですが、「やり方が正しかった」というニュアンスを込めたいときに、"Way to go!"を使ってみるといいのではないでしょうか。



② ”Is this the way to go to the station?” (駅に行くにはこの道っですか?)で使われているもの。


この"way"は「道」で、"to go"は「行くための」という不定詞が形容詞として前の"way"を修飾している形です。"way"の冠詞は、特定のものに付ける"the"を付けます。



⓷ "He believes it still has a long way to go."の中の一部として使われているもの。


この場合は、"a long"が付きます。


「彼はまだ先は長いと思っている。」という意味です。


"a long way to go"は、ケンブリッジの説明によると、


a lot of work to do or improvements to make
やるべきこと、改善すべきことが多い


ということを表します。


He has a long way to go before he can present the plans to the public.
彼はこの計画を世間に発表するまでに、まだまだ長い道のりがあります。




”way to go"が、”Way to go!"もしくは、文中の一部として出てくるような会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「早く着いたの。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。