らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1776. やりがいのあることをしたい。

Scenario: 同僚が会社を辞めるそうだ。過疎の田舎町に移り住んで農業をやりながら、新しい産業を展開したいのだそうだ。今の会社で顧客もついて収入も上がっているはずなのだが、なぜだろう?彼に聞いてみるとこう言った。



「やりがいのあることをしたいんだ。」



"I want to do something worthwhile."




【ポイント】"worth"と"worthwhile"の違い。


"worth"は、"worth ~"という使い方で「~相当の価値がある」という形容詞です。


使い方


One of the pictures is worth $50,000.
その絵のうちの一点は、5万ドルの価値があります。


It’s a very old machine so I don't think it’s worth anything.
とても古い機械なので、価値があるとは思いません。



It was a lot of hard work, but it was worth it.
それってすごく大変な仕事だったけど、その価値があったよ。


というように、"it"という代名詞を置くことができるため、前置詞のように見えることがありますが、英語辞書では形容詞に分類されています。(ロングマンでは、"worth it"という使い方はインフォーマルだとされています。)



"worthwhile"は、「価値がある」という形容詞です。
"worth"にある、「~相当の」という意味がありません。


一語で使います。一般的な形容詞と同じように使えますので、"worth"より便利かもしれません。


使い方


He wanted to do a worthwhile job.
彼はやりがいのある仕事がしたかった。


We decided to give the money to a worthwhile cause.
私たちはそのお金を価値あるものに寄付することにしました。


I thought it was worthwhile to clarify the matter.
私はこの問題を明らかにすることは価値があると思いました。




"worthwhile"を使った会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は「聞いてます?」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。