らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1888. それでいいって言ってたじゃん。

Scenario: 両親が高齢になり、我々の家を二世帯住宅にリフォームして同居しようということになった。私たちの家も古くなって、丁度いいタイミングだと喜んでいた。リフォーム業者も決まり、設計もできあがったのだが、両親が田舎でケア付きのマンションに住むことにしたと言う。二世帯住宅に建て直すためのお金は出すと言っていたのに。。。


「それでいいって言ってたじゃん。」


"Don't let the things on which we don't agree keep us from accomplishing that which we do agree!"と書いてあります。訳せますか?(ヒントは今日のポイントの中に・・・。解答は明日のブログに載せます。考えてみてね。)



"That's what we agreed on."



ポイント】"That's what SV....."の考え方。

"That"は会話の中で相手が言った内容を指します。

それを受けて、


"That's ........."と続けるパターンをあげます。


"That's why SV....."  「それが~の理由だ」(だから~なのだ)  
"That's how SV....."   「それが~のやり方だ」(そうやって~するんだ)


この2つは、イディオムとして覚えている方が多いと思います。


そのほか、次のようにも使えます。


"That's when SV....."   「それが~する/したときだ」(そのとき~する/したんだ)
"That's where SV...."   「それが~する/した場所だ」(そこで~する/したんだ)


これらは、"That's"の後に次に示す先行詞が省略された関係詞ととることができます。


That's (the reason) why ~.
That's (the way) how ~.


That's (the time) when ~.
That's (the place) where ~.


これらの先行詞を残して、"why"、"how"、"when"、"where"といった関係副詞のほうを省略することもできます。


特に、(the way) howの場合は、どちらかを省略しなければ、誤用となります。
(the reason)も、(the time)、(the place)も、残しておいてもまちがいではありませんが、先行詞か関係副詞のどちらかを省略するのがいっぱんてきです。


今日のフレーズの、


"That's what SV...."は、"what"を関係代名詞と考えて、"the thing which"に置き替えると、
"That's the thing (which) SV....."となり、この場合は、"which"を省略して、"the thing"を残すことができます。しかし、"the thing"のほうを省略することはできません。この場合は、"the thing"を省略することができない、というより、"which"に吸収させて、新たな"what"にして使うといったイメージになると思います。(ですから、"what"の中に、"the thing"が入っていると説明できます。)


"That's who....."の形は、ほとんどが、"That's who S is."の形で、「Sは、そういう人だよ。」といった意味になります。ほとんどイディオム化しています。


 😀 "agree"については、明日書きます。


"That's ~"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「お互い了承済みだよね。」です。画像にある英文の日本語訳と解説も載せますね。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。