らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1899. みなさん最低支払額を設定してますよ。

Scenario: 靴擦れが辛かったので、コンビニでばんそうこうを買うことにした。小銭を出すのが面倒だったので、カードで支払おうと思ったが、使えないと言われた。カードの支払い最低額に達していないからだという。


「みなさん大抵カードの支払い最低額を設定していしてらっしゃいますよ。」





"Many of them usually have a credit card minimum."



【ポイント1】使役動詞の"have"を使う。


日本の英語の授業では、"have"の使い方のひとつを「使役動詞」として分類しています。日本語表現も、「~してもらう」とか「~させる」とか、状況によって表現を分けるために、かなり混乱することになります。


この用法では、日本語で、


~してもらう  (自分ではできないので、できる人に頼む)  「髪を切ってもらう」
I had my house painted.


~される   (誰かに被害をうける)   「壊される/盗まれる」
I had my bag stolen.


というように、主語は「自分」だけれど、実際にやるのは誰か別の人です。




今日のフレーズでは、


"~ have a credit card minimum"となっていて、
「クレジットカードを最小限度にしてもらう」といったニュアンスで使っています。


自分が設定できるわけではないので、「カード会社の人にしてもらう」わけです。この場合の「最低限にしてもらう」は、「最低限度額を設定してもらう」という意味で伝わります。


have +人や物+過去分詞/形容詞/副詞


で、補語が、前の「人や物」の状態を説明している、という関係になっているだけなので、日本語表現にこだわらず、「そういう状態になっている」くらいでとらえたほうがいいと思います。


"have"の代わりに"get"を使うことがありますが、"get"のほうがカジュアルです。



【ポイント2】「みなさん」は意外と英語にしにくい。


日本語の「みなさん」は、使う状況や相手によって、意味するものが少し違うでしょう。


大抵、"you,guys"や、"everyone"も「みなさん」になりますが、ここでは、「顧客の多く」といった感じですね。


日本語表現と英語表現は、型にはめないでその時の状況で最適だと思う表現を考えましょう。



使役動詞の"have"を使った短文や会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「その店、ビール置いてないですよ。アルコール以外ならあるけど。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。