らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

317. ボクが起きる頃には、彼女はもう仕事で家にいません。

Scenario : 結婚して3年。共働き。二人暮らし。お互い拘束することなく、自分のペースで暮らしている。自分の職場は自宅近くのオフィスだ。彼女は自宅近くのスーパーで早朝から働いている。彼女の方が出勤時間が早いので・・・。


ボクが起きる頃には、彼女は仕事でウチにはいません。



She's off at work before I wake up.


【ポイント1】"off"は、「休み」より、「いない」ということ。


学校の昼休み、学食でおしゃべりしてたら、一人が"I'm off to class."(俺、授業あるから。)といって去って行きました。学校英語からすると、"I have to go, because I have class."と言いそう・・・。同じことが伝わるし、間違いじゃないし。でも、接続詞を使うと長くなって、英作文的な響きがします。


"I'm off today."なら「今日休みなんだ。」です。"He's out now."は「今、外出してます。」です。その感覚でとらえると、"She's off at work."は、「仕事場にいて、今ウチにいません。」ということになります。"at work"を"to work"にすると、まだ仕事場には着いていないけど、ウチにはいない、ということです。


【ポイント2】主節と副詞節で時制を変えなくてもいい場合がある。


The concert had started when I arrived at the theater. 
劇場に着いたときには、すでにコンサートは始まっていました。


劇場に着いた時と、コンサートが始まった時がずれているので、コンサートが始まった時を過去完了にしています。


"when"を"before"にすると、当然「劇場に着く前に始まっていた」ことが明確になるので、
The concert started before I arrived at the theater.
でも大丈夫です。


Englishラボのらぼでした。