らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

331. プレッシャーをバネに頑張る。

Scenario : テレビでよく野球や相撲を見るのだが、力士や選手は優勝したり試合に勝ったりする喜びと同時に、次回に対する大きな期待をかけられる。特に横綱になった力士は、トップに立っている立場として、大きなプレッシャーを受けているだろう。
解説者は、次のように言っていた。


「彼はプレッシャーをバネにして頑張るタイプですからね。」




”He thrives on pressure.”



【ポイント】文字を置き換えるのではなく、意味を考える。

「バネ」って?「バネにして」って「バネを使って?」と考えていくと、何を言いたいのかが伝わらなくなってしまいます。


「プレッシャーの上に立って」と表現すればいいわけです。


"thrive"は、
"to become very successful or very strong and healthy" (ロングマンより)
成功する、とても強くなる、また健康になる


という意味ですから、"on pressure" ととても相性がいい単語です。


「競争して伸びるタイプ」だと、


"thrive on competition”


になります。    


他にも、"thrive on ~"のところに色々持ってきて作れます。"thrive on"の後には、普通なら避けたいシチュエーションをもってくるのが自然です。


「褒められて伸びるタイプ」も"thrive on praise"と言えますが、元来あった言い方ではないかもしれません。。。


Englishラボのらぼでした。