らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

332. 役所の手続きが面倒だけど仕方ない。

Scenario : 一人暮らしだった叔父が亡くなった。子供がいなかったため、遺産を受け継ぐのが、私になるという。急なことで驚いたが、有り難く受け取ろうと思った。ところが、叔父と私の関係を証明する書類や、叔父の出生から現在までの謄本など、様々な書類を用意しなければならず、大変な時間と費用がかかってしまった。夫に言うと、こう言われた。


「役所の手続きって面倒だけどしょうがないよ。」



"We just can't cut through all the bureaucracy."



【ポイント】"bureaucracy"だけで、「面倒」まで表せてしまう。


"bureaucracy"はもともと、「官僚(制度)」のことですが、日本でもアメリカでも、お役所仕事というのは、手続きが面倒なのは変わりがないようです。


日本語の辞典では、「官僚」が先に出ていますが、ロングマンでは、次の定義が先に出てきます。
"bureaucracy"  
a complicated official system that is annoying or confusing because it has a lot of rules, processes etc 
たくさんのルールやプロセスがあって、面倒、あるいは分かりにくい複雑な役所のシステム  (この意味では常に不可算)


"red tape"と言われることもあります。 不可算名詞として使います。
official rules that seem unnecessary and prevent things from being done quickly and easily
不必要に思われ、すぐに終わらず、簡単にすまないような役所の決まり事


"red tape"のほうがイライラして、いっぱい愚痴りたくなりそうですね。(^_^;)


Englilshラボのらぼでした。