らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

460. 確か俺はそう聞いたよ。

Scenario : コロナウィルスで、非常事態宣言が出て、日常生活にどのように関わってくるのか心配だ。先日、美容院に行ったらマスクをしてヒソヒソ声で話している。感染を避けるための指導だそうだ。近くのスーパーは開いてるかどうか聞くと、開いてはいるが閉店時間が早まっているらしい。そして、ひと言・・・。


「確かそう聞いたと思います。」




"That's what I thought I heard."


【ポイント】挿入を使いこなそう。

みたことのない形のアイデアグッズを渡されたら、見せられた人はこう聞きます。


「これ何?」---- "What is this?"
すると、それを渡した人がこう言います。


「何だと思いますか?」--- What do you think that is?"


例えばそれが、皮むき器なら、
"A peeler." 「皮むき器でしょ。」
"A peeler?" 「皮むき器?」
などという会話になるでしょうね。。。


"What do you think this is?"の答えは、"Yes, it is."ではありません。


これらは、"do you think"が挿入されているからです。
"Do you think he likes cake?"なら、「彼、ケーキ好きだと思う?」だから、"Yes, I do."でいいですけれどね。。。


"do you think"だけでなく、"do you believe"など、「思う」関連の動詞で共通に使える「挿入」の形では、疑問詞の直後に、"do you think"を置き、その後にくる文の語順を、普通の語順(S+V....)に戻します。


Who do you think you are?    あなた、自分が何者だと思ってんの?
When do you think the best timing is?    ベストなタイミングっていつだと思う?
Which do you think he likes?     彼どっちが好きだと思う?
Where do you think I should go?   私どこに行けばいいと思う?


など、疑問詞の後に、間髪を入れず"do you think"を入れて、後は普通に言う、といった感じで使ってみて下さいね。


上の画像のように、否定文で、
"That's not what I hear/heard."というと、


「俺はそう聞いてない。」
「それ、話が違う。」


という意味になります。


Englishラボのらぼでした。