らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

459.再開のこと、みんなに伝えとくわ。

Scenario : 近所のカフェがコロナウィルスの影響でしばらく閉まっていた。ところが、今週になってかなり感染者数が減ってきて、徹底した消毒と席を離すという対応をしながら、再開することになった。オーナーに会ったので、こう言った。


「再開のこと、みんなに伝えるわ。」


                                                   (The New York Times より)



"I'll spread the word about the reopening."


【ポイント1】"word"のもつ意味は、冠詞や単数か複数で違ってくる。


"word"には次のような使い方があります。冠詞や単数、複数に注意です。
ロングマンから使い方を拾って整理します。


Those are his words, not mine.
それ、彼が言ってることで、自分が言ったんじゃないからね。


I know the tune, but I've forgotten the words.
メロディーは知ってるんだけど、歌詞を忘れた。


the words to this song
この歌の歌詞


Could I have a word?
ちょっと言ってもいいかな。(短いアドバイスなど)


I’ll have a word with him and see if he’ll help.
彼にちょっと言ってみるね。そしてやってくれるかどうか確かめてみるよ。


No one could hear a word because someone had cut the amplifier cable.
誰かがマイクの線切っちゃったから、誰も一言も聞こえなかった。


I can’t understand a word of Russian.
ロシア語は全く分かりません。


He left without a word.
彼は何も言わないで行きました。


I’d like to say a few words about the plans.
その計画について2,3申し上げたい。


Word came that our duties would be changed.
我々の仕事が変わるっていうお知らせが来たわよ。


It’s a very small town and if you do something bad, word gets around.
小さな町だから、何か悪いことしたらすぐ広まるわよ。


The word is that the two companies are planning a merger.
その二つの会社は合併するっていううわさよ。


Word of mouth is one of the best ways of getting business.
口コミがビジネス成功の一番のいい方法だ。


I give you my word that it won’t happen again.
二度とやらないって約束するよ。



【ポイント2】「単語」と「文字」を混乱しない。


"word" は「単語」です。"letter"は、「手紙」という意味の他に「文字」という意味があり、「単語」はいくつかの「文字」からできています。


A word, "four", consists of 4 letters.    「four」という単語は4文字からなります。
という具合です。


英語の指示では"in under 500 words"とか、"in 500 or less"と書いてある場合がありますが、それは、500 words以下で、かなり500 wordsに近い数で書かなければなりません。"less than 500 words"だと、"500"は入りません。


反対に「500語以上」だと、"in at least 500 words"と書いてある場合があります。もしくは、"in 500 or more"です。 


Write an essay of about five hundred words.
約500語のエッセイを書きなさい。


という言い方もあります。


Englishラボのらぼでした。