らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

48. 明日でもよかったのに。。。

Scenario:
財布をうちに置いてきてしまった!折角楽しく友人とランチしたのに、お金が払えない。カードもない。仕方がないので、友人にランチ代を借りることにした。友人と別れてから家に戻ったのだが、ランチ代を返すのを忘れないようにしなくては、と思うと落ち着かない。明日、仕事で会うのだが。。。自転車で友人の家に行って、ランチ代を返すと友人が言った。


「わざわざ自転車できてくれたの?明日でもよかったのに。。。。」



"You bicycled all the way over here?  You could've saved it till tomorrow."



【ポイント】助動詞の過去形+have +過去分詞で、言外の気持ちを伝えよう。


would +have+過去分詞  →  ~だっただろう(に・・・)。
could +have+過去分詞 →  ~できた(のに・・・)。
               ~かもしれなかった(のだが・・・)。
might +have +過去分詞 → ~だったかもしれない(なあ・・・)。
should +have +過去分詞 → ~すべきだった(のにしなかった・・・)。
               ~のはずだった(のに・・・)。 



のように、「残念」とか「後悔」、「過去の推測」などを表すことができます。
注目は(・・・)の部分です。ここで言葉には表れない気持ちを表すことができるのです。
"・・・didn't do this." 「しなかった」というより、「しなかっただろうに・・・」というと、なぜか「もし~だったら」を感じますよね。ここがいわゆる「仮定法」のワザです。
「If ~」の存在を、言わなくても感じてしまうのです。



「もしあのとき~じゃなかったら」 → 「~しなかったのに」   とか、
「もし私が~したとしたら」  →  「~だったかもしれない」   など。



いわゆる「仮定法」の、副詞節の部分の"If ~"(もし)の部分を言わずに、主節にあたる部分だけを独立して言ったのが、今日のこの形です。実際は、If~ の部分をわざわざ言う必要がないので、言わないだけです。言わないけど、感じる。英語でも、「言わなくても伝わる」言い方があるのです。


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