らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

561. 目を通していただけますか?

Scenario: 明日の会議に出す資料ができたので、早速ボスのところに持って行き、最終的に確認してもらおうと思ってこういった。


「目を通していただけますでしょうか?」



"Could you give it a once-over?"



【ポイント】ビジネスシーンに便利ないい方。


"a once-over"は、「(最終確認で)ざっと目を通すこと」、「さっさと済ます仕事」という意味を持っている名詞です。


”give something/someone a once-over"という言い方で使います。


2つの意味があります。(定義はロングマンからです。)


a) to look at someone or something quickly to check what they are like
人やものをどんなもの(人)か、素早くチェックするために見ること

b) to clean or tidy something quickly

何かを素早くきれいにしたり、かたづけたりすること


この2つの定義に共通していることは、


・素早くやること
・大丈夫か確認すること
・詳しくやらない
・おおざっぱにやる


ということです。これらの条件に合うシチュエーションはビジネスシーンによくありそうですね。ロングマンから例文を拾って見ます。


The guard gave them a dubious once-over.
そのガードマンは彼らを疑って、もう一度ざっと調べた。


 I was waiting patiently while he was giving me the once-over.
彼が私のことをざっとチェックしている間、私は辛抱強く待っていた。


Do you mind giving the carpet a once-over with the vacuum cleaner?
そのカーペットにざっと掃除機かけてくれない?


Do you mind giving it the final once-over?
最終確認してもらっていいですか?


Englishラボのらぼでした。