らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

675. 相変わらずよ。

Scenario: 転勤になって1年。仲良くしていた同僚と久しぶりに電話で話して、以前働いていた職場の様子を聞くと、ため息交じりにこう言った。



「相変わらずよ。」



"Same old same old."



【ポイント】特に大きな変化がないことを伝える言い方。


日本語で、「相変わらずです。」という場合は、


相手をよく知っている
前回会ってから時間がたっている
何か変化があったのか聞きたい


場合ですね。


英語では、


Same as usual/always.
The same.
No change.
Nothing special.


などがありますが、"Same old same old."も言ってみましょう。


この言い方は、2回繰り返していつも通りであることを伝えるのによく使いますが、つまらなさそうな感情を込めて言うと、退屈な様子が伝わります。


"The same old ~." と、"~"の所に、特定の名詞を入れると、それがいつもと変わりがなくて、相手はそれに飽きているのだけれど、積極的に変えようと思わない、変わることを期待していない感じが伝わります。


"The same old excuse."   いつもの言い訳さ。


"The same old  food."   食べるものはいつも同じなの。


"The same old shirt."    変わり映えしないシャツ


といった具合です。


"Same old same old."は、最後に子音があるので、発音が弱くなり、「セイモー、セイモー」と聞こえます。



Englishラボのらぼでした。