らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

70. みんな大きくなりました。ウチもよ。

Scenario:
引っ越していった友人と久しぶりに会った。何年ぶりだろか・・・。当時お子さんは、小学生だった男の子と幼稚園だった女の子だった。尋ねると、もう二人とも大学生だって。
私の子供たちも同年代なので、お互いに今の写真を見せ合いながら・・・


「みんな大きくなりました。」
「うちも。」



"All grown now."
"So are mine."



【ポイント1】過去分詞は形容詞、ととらえると楽。


この会話を聞いたときは、"All"と"grown"の間に何もなかったので、省略されているものが、"have"なのかと思いましたが、そのあとすぐ、"So are mine." を聞いたので、"are"が略されているのだと分りました。省略はよく行われますが、その理由は様々です。


● 言わなくてもわかる。
● 新聞などでは、簡潔にする。紙面の節約。
● 発音やリズムをよくする。


などです。


"All grown up."は、"All are grown up."で、"grown"は過去分詞ですが、ロングマンでは、「現在大人である子供」として形容詞で出ています。
    ↓
"children etc who are now adults"
(例) I’ve got two grown daughters and a son.


「育てられた」受動態と考えることもできますが、簡単に形容詞ととらえたほうが楽です。


他にも、I'm interested. や、I'm excited. なども、"interested"、"excited"が「形容詞」として書かれています。


【ポイント2】"So +助動詞/be動詞+主語"の形は倒置。


"So are mine." は、相手の言ったことに同意する形で、"My children are grown up, too."と言いたかったのです。相づちは、相手の言葉を繰り返す必要がないので、"Mine are so."となり、"So"を前に出して、"So are mine."となります。


ここで気をつけなければならないのは、相手が言った文を疑問文の形の倒置にするということです。
"I went there."   "So did I."
"I am happy. " "So am I."
"I will go there."  "So will I."
"I have been there."So have I."


といった具合です。否定のときには、"So"が"Neither"になります。  
"I don't play tennis."   "Neither do I."
"I am not a student."  "Neither am I." 



Englishラボのらぼでした。
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