らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

69. 仕事終わってからにしてくれる?

Scenario:
最近仕事がとても忙しく、週末出勤も何回かあった。夕食も家でとれないことがあり、妻は少々不機嫌だ。今週末は出勤しなかったが、仕事がたまっているので家で仕事をしていた。妻が話しがあるといったので、ついこう言ってしまった。。。


「話は仕事終わってからにして。」



"Can we talk when I'm not at work."


【ポイント1】
   日本語にしたら、「~中」になる前置詞は色々。


仕事中    He's at work.   ( work は無冠詞です。)
会議中    He's in the meeting.
出張中    He's away on business.   He's out of town on business.
授業中    He's in class. 


があります。


【ポイント2】
"talk"は「言う」、"tell"は「伝える」イメージです。



日本語では、どちらも「話す」と表現できますが、「彼に話す」となると、
〇 talk to him  /  tell him
× talk him  /  tell to him
という違いがあります。


主要な、"talk"と"tell"の意味の違いは、ロングマンによると、


"talk"
to say things to someone as part of a conversation
会話の一部としてだれかに何かを言うこと


to discuss something serious or important with someone
何か深刻または重要なことを相手と話し合うこと


"tell"
if someone tells you something, they communicate information, a story, their feelings etc to you
だれかが何かを"tell"するというのは、情報、話、感情などを伝えるということ


よく"talk"が使われる場合で、今日のひとことのように、"Can we talk?"と言われると、「何か重要なことだな」とわかります。"I need to talk."だと、「お話しがあります。」といった日本語がいいかな。"We need to talk."だと、「近頃ちゃんと話らしい話してないよ。」とか、「ちゃんと話し合いましょ。」です。


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