らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

721. やられたよ。

Scenario: 妻が犬を飼いたいと言いだした。私は反対したが、結局飼うはめに。。。すべて自分が世話をすると言っていたのに、結局私が毎日散歩に連れていき、シャンプーもしてやっている。そのためか私の体重が減った。それに、自分になついてすごく可愛い。これは、私を変わらせるための妻の策略だったのか?妻が、「ね、飼ってよかったでしょ。」といったのでこう言った。


「やられたよ。」



"You got me."  


【ポイント】"get"は様々な意味で、非公式に使われています。


辞書を引いただけで、"get"の用法がどれだけたくさんあるかが分かります。


ちなみに、今日の用法は、ロングマンの29番目に"informal"(非公式)として、出ていました。


こちらです。
  ⇓
29 TRICK SOMEBODY [transitive] informal
 to deceive or trick someone
人をだましたりひっかけたりすること


この表現は、主語を変えたり、目的語を変えたりして、様々なシーンで使えます。日本語の表現も色々になります。思いつくままにあげてみますと・・・


だましたな。
やられたよ。
やったな。
一杯食わされたよ。
一本とられたな。


 "I got you."は、「ゴッチャ」と聞こえることがあります。主語を省略して、"you"が「ヤ」と聞こえるので、“Gotcha!”となります。友人をからかって、相手が引っ掛かった時などに使いますが、相手を考えてトラブルにならないようにしましょう。


Englishラボのらぼでした。