らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

78. ラーメンなら一生食べ続けてもいいな。

Scenario:
ラーメンが大好きだと言うアメリカ人のトムは日本に来ると毎日ラーメンを食べている。他にも試してみる料理はいっぱいあると思うのだが、連日のラーメン屋通いだ。「そんなに好きなの?」


「ラーメンなら一生食べ続けてもいいな。」



"I can never have my fill of ramen."



【ポイント】英語の否定文が日本語では肯定的な意味になることがある。


"can never have/get someone's fill of ~"は、「~はもういいということはない。」
つまり、「いくらでも~できる」となります。


逆に、肯定文の、"have/get someone's fill of ~"という表現がありますが、こちらはロングマンによると、


”have had your fill of something”
informal to have done something or experienced something, especially something unpleasant, so that you do not want any more

"have had your fill of something"は、口語で、何かをした、あるいは何かを経験したということである。特にその何かが不快なことで、もう欲しくない(経験したくない)ということである。


となっています。


(例)I’ve had my fill of screaming kids for one day.
    叫んでばかりいる子供にはへきえきしたよ。
となります。


ただ、「食べる、飲む」に関しては、素直にそのまま「~を心ゆくまで食べた/飲んだ」、「~を堪能した」ということでいいです。
(例) I had my fill of Katsudon.    カツ丼を心ゆくまで食べました。
と、大阪ナオミさんに言わせてあげたいですね。。。(^_^)


Englishラボのアソシエイツになって日英の表現の違いを研究しませんか?
らぼ