らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

8. 私、写ってないじゃない。

Scenario:
久しぶりに実家に帰ったら、写真が飾ってありました。親戚が集まったお正月の写真。私は仕事で帰れなかった・・・。「私、写ってないよ。」全員がそろうのは無理として、私が入ってない写真飾るの?後でひと言。


「なんであの写真飾ったの?私写ってないじゃん。」



"Why did you hand up that picture? I'm not in it."


【ポイント1】
「壁に写真を飾る」を、「写真に飾りを入れる」にしない。


ここの「飾る」は、「壁にかける」ということです。"decorate the picture"ではありません。写真自体にメッセージや飾りを書き込むことになります。「~を壁にかけて飾る」のは"put up~"を使います。ひもをつかってつるすなら"hang up"も使えます。日本語でカレンダーなど軽いものならよく「つるす」と言いますね。


"that picture"が代名詞の"it"になったら、"put it up"というように動詞と副詞の間に挟みます。


【ポイント2】be動詞は色々な意味に変化します。


写真を撮ったのは過去でも、「私が写っていない」の部分には現在形を使います。「写ってない」は「入ってない」ということだから、"in"を使うだけ。I was not taken. なんて言ったら、「連れていかれなかった」になっちゃいます。


【ポイント3】
「私の写真」は「私が持ってる写真」?「私が写ってる写真」?


「私の写真」って日本語では普通に言うけど、「私が写ってる写真」なのか、「私が持ってる写真」なのか、日本語では分かりません。英語では、前者は"a picture of me"で後者は"my pictures"と区別します。ただし、誤解がないと判断できる場合は、自分の写っている写真でも、my picture と言う人はいます。「赤ちゃんの時の写真」は"baby pictures"です。


Englishラボのジュニアアソシエイトのらぼです。